2012年9月28日金曜日

Open Hardware Summit 2012

Note: この記事内では、あくまで自分自身が感じたことを直感的に伝えたい。だから、もしかしたら事実とは異なることを伝えてしまうかもしれない。話半分として聞いて(見て)くれたら嬉しい。


仕事でニューヨークに出張している。
Open Hardware Summit(OHS)とWorld Maker Faire Newyorkの2つに参加するのが大きな目的だ。

若干の時差ボケを抱えつつ挑んだOHS。ArduinoやMakerBot等で知られるようになってきたオープンソースハードウェア。オープンにすることで世界中の人が開発に関わることで、よりよいハードウェア開発につなげる...的な何かだ。

少し昨年のOHSを思い出したい。2011年OHSの基調講演はArduinoTEAMだった。オープンソースハードウェアの代表的なプロダクトであるArduinoについて、若干の苦労話を交えつつ、販売実績の話や、ビジネスモデルの話など、幅広い内容の話だった。彼らの発表は、オープンソースハードウェアの未来に光をもたらしたように見えた。しかし、大きな影の存在も明らかにしていた。オープンである以上クローン品やコピー品が流通してしまうという問題だ。そのあたりの詳細は割愛するが、要は継続的にオープンソースハードウェアを続けることは難しいと提示していたのである。

そして今年のOHS、「Microeconomics for Makers: Business Models for the New Industrial Revolution」というタイトルのChris Andersonの基調講演で幕が上がった。


まずビジネス的な視点から、継続的なオープンソースハードウェアの発展の為に必要なこと、不足していることについての指摘と一部具体的な提案があった。オープンソースハードウェアの恩恵によって、革新的な"ものづくり"ができるようになった。ユーザーに近いトコロでラピッドにハードウェアを考えられるようになった。そんなことを話してたと思う。(ちゃんと聞いてなかった。)



























OHSについての7つの限界・弱み。

#1) Cloning is unstoppable. 

 #2) Investors aren't sure.

 #3) It's Hard to keep up.

 #4) It doesn't extend much beyond electornics and lasercut materials.

 #5) It can confuse the marketplace.

 #6) It tend to dribes prices down punishing iinovators most.

 #7) Unlike software, mechanisms for "giving back" are Grude.


続くセッションでは、Make:ムーブメント、教育的、社会的な視点からのオープンソースハードウェア、書く発表者がそれぞれ事例を上げていった。

2011年のOHSではどこか「オープンソースハードウェアならみんなハッピーじゃん!」という雰囲気があったのだが、2012年については継続性について言及するスピーチが多かったと思う。今回そういったスピーチが多かったので安心した。そこに将来性を感じた。

今後どうなっていくかは全く予想がつかないのだが「オープンソースハードウェアがみんなをハッピーにする」ならば、とても良いことだと思う。OHSから得たものは大きい、この記事を書いたことで少しでもOHSに対して還元できていればそれはハッピーだ。

2012年5月6日日曜日

第9回情報デザインフォーラム「情報デザインのワークショップ」 〜その1〜

前置きはさておき、本題へ。
第1部では「大学でのワークショップ」について4人の先生が20~30分ずつの発表だった。

一番手は、山崎先生(千葉工大)。
ワークショップについて、誰がどういった目的で行うのか、など概要的なところの確認から始まった。体験すること、観察すること、共有すること、自主的な学びであること、そして楽しむこと..等。
印象深かったのは、ナカダイさんの工場見学をドキュメンテーションに起こしたインフォグラフィクスだ。
複数の見学者が、対象を見るときのエモーショナルな視点(視覚や嗅覚など)と、ロジカルな視点(作業として効率性など)を、良い・悪いをまとめてグラフ化したモノだった。グラフ化は見学したその日に行ったという。共有するのは早ければ早いほど良い。また、おそらくだが、単純に見学するよりも深い視点で見ることができたのではないだろうか。見学者として、とても有意義な行動だと思った。

第9回情報デザインフォーラム「情報デザインのワークショップ」 〜前置き〜

前置きを書いていたら1,000字を超えてしまったので、本題はその1から書くことにする。

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先日、第9回情報デザインフォーラムが開催された。
場所は新横浜、横浜デジタルアーツ専門学校のピッカピカの新校舎だ。

第9回情報デザインフォーラム「情報デザインのワークショップ」
http://informationdesignforum.blogspot.jp/2012/03/9.html

情報デザインフォーラムには大学の頃からお世話になっている。大学2年の頃に、先生から「君、興味ある?」と言われて、第二回の横浜ワークショップに補助スタッフとして参加した。以降、学部の外での学習というのに興味をもちはじめた。学部を卒業して、社会人(notデザイン系)になっても何度かお世話になっている。

そこでのテーマの多くは、自分の職種(小売業)とは離れた位置で展開されるので、そのまま自分の仕事に活かせる訳ではない。ただし、情報デザインと呼ばれる領域では、インフォグラフィクスやプロダクトデザインなどのプロセスについて特にフォーカスされる。広義の意味でのデザインとして捉えると、どんな単純な事務仕事にもソレが活かせると私は思っている。自分としては、ライフハック的なモノとして、ここで学べる様々な手法を習得したいと考えている。


2012年5月5日土曜日

test

blogerどんなもんやろうなぁと。

とりあえずでupするって意味では、適当で良いかも。
WPとかMTとかなんだかんだで面倒だし。